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【ボカロ曲作ってみた①】曲の構想とラフスケッチ【Vodaloid】

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曲の構想とラフスケッチ

曲の構想とラフスケッチ

こんにちは、ムセキ(@nagoyakampo)です。

趣味で作曲をしていて、過去にはボカロ曲が市販されているゲームに曲が採用されたこともあります(PSP「初音ミク -Project DIVA-」の「猫なキミ」:774P名義)。

また、サブスク等でボカロ曲を配信しています(774P名義)。

今まで自分がやってきたボカロPや作曲活動についてのノウハウをブログ記事として残したのですが、今度は「自分で『ボカロ曲作ってみた』をやろう。」と思い立ちました。

実際に、まとめた記事の内容とどうリンクしているかもご紹介しながら、「実際にボカロ曲をどう作っているか」を皆さんにお伝えします。

第1回は、「曲の構想とラフスケッチ」です。本記事は、以下の順番になっています。

作曲の準備

曲のイメージを考える

ラフスケッチ

イメージや言葉を書き出す

ラフスケッチへの肉付け

さいごに

Vocaloidを使った曲は、楽器のみの曲作りに比べて行う作業が多くなります。ですが、どんな順番で作曲作業を進めているかというのは、あまり見る機会がありません。

本記事を読んで頂いて、少しでも参考にして頂ければ幸いです。

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作曲の準備

Museki
最初に、作曲の準備をしましょう。

最初に、作曲の準備をします。基本的に、

ボカロ曲の作り方
【Vocaloid】ボカロ曲の作り方をご紹介します!【初心者向け・パソコン】

でお話しした通りに作っていきます。

僕は、取り回しのしやすさを重視してモバイル環境で作品を作りますが、今回は一般的な作り方で作ることにします。

メイン作業にはパソコンとDAW、Audioインターフェース、ヘッドホン等が必要です。また、今回は曲のラフスケッチにKORG Gadget for Nintendo Switchを使いますので、それも準備します。

イメージはスマートフォンにメモを残しておくようにします。

上記のように、今回の曲作りに必要なものを整理して準備しておくと、後々の作業がスムーズにいきます。

曲のイメージを考える

Museki
漠然とで良いので、曲のイメージを思い描きます。

最初に、曲のイメージを考えて書き出してみます。

今回僕が作る曲は、何となく異世界系若しくはケルト系の歌曲で行ってみたくなりました。ですので、その方向で作ることにします。

旅の楽団が夜に広場で演奏し、歌姫が歌うイメージです。もう少し色々と思い浮かべて、その歌の内容は、古代都市の栄枯盛衰を曲にしてみることにしました。

旅の楽団にしたのは、吟遊詩人だけだと竪琴やギターのみの伴奏となってしまう為です。イメージでは、バンド位の規模を想定しています。

また、曲の形式は一般的なJ-POPSと同じく「Aメロ→Bメロ→サビ」を基本とするタイプで行くことにします。

これがインストゥルメンタル等では、クラシックのロンド形式やシンプルなジャズの構成でサッと作ることが多いです。

通常の4拍で作っても良いですし、3連符で作ってもいいのですが、色々と悩んで、今回は1小節3拍で行くことにしました。

ミディアムテンポ位で歌いやすい曲に出来たら良いと思います。

ラフスケッチ

Museki
曲のラフスケッチをしておくと、後の打ち込みが楽になります。

曲のラフスケッチを行わずに作ってもいいのですが、イメージをしっかりと定着させるために今回はラフスケッチをしていきます。

使用する機材は、KORG Gadget for Nintendo Switchとヘッドホンです。

KORG Gadget for Nintendo Switchは、僕がインストゥルメンタル曲を作る時はこれ一本で作ってしまう位愛用しています。このソフトで、曲作りのスピードが非常に速くなりました。

KORG Gadget for Nintendo Switchでの作曲については、

KORG Gadget for Nintendo Switch 記事まとめ
KORG Gadget for Nintendo Switch関連記事まとめ

の記事をご覧ください。

曲のラフスケッチは、取りあえずはピアノとメロディラインのみ作っていきます。

イントロ、Aメロ、Bメロ、サビまで出来れば、後はその肉付けになりますので作業スピードが落ちることはありません。

KORG Gadget for Nintendo Switchでササッと組んで、以下のラフスケッチが出来ました。前奏がバイオリンで、ボーカルメロディはフルートにしています。

ちなみに、キーは女性ボーカルだとF(ヘ長調)~G(ト長調)位が丁度良いのですが、今回はFで作っています。

ラフスケッチでも気持ちよく作業したいので、簡単に音量や定位を調節してリバーブを加えています。

このままKORG Gadget for Nintendo Switchで伴奏を完成させてもいいと思ってしまいました。

イントロは主題にもなる部分なので、しっとりと作っています。Aメロはそれを受けて淡々と、Bメロは抑え気味にして、最後はサビにつなげる為に盛り上がりをつけています。

サビは盛り上がる部分なので、振り切ってエモーショナルにしています。全体的に、所々で民族調っぽいコードを使っています。サビはジブリっぽい感じになりました。

ケルト系等、民族音楽の作り方については、

ケルト・民族音楽の作り方
【ケルト音楽】アニメ「葬送のフリーレン」BGMの様な曲の作り方まとめ【民族調】

をご参照下さい。

また、ジブリ風音楽の作り方も記事にしていますので、ご興味があればどうぞ。

ジブリっぽい曲の作り方まとめ
【ジブリ風】久石譲さんっぽい音楽の作り方まとめ【作曲】

イメージや言葉を書き出す

Museki
曲のラフスケッチを聴きながら、イメージされる言葉等を書き出しましょう。

曲のラフスケッチが出来たら、その曲を聴きながら追加イメージを書き出していきます。この曲は、「古代都市」をイメージしていますので、まずは曲名を決めていきます。

曲名は、一日位悩んだのですが、最終的に「古代都市ルフレーン」としました。

また、追加イメージとして、「遥か昔、空、魔法、花、緑、大地、繁栄、王」等が思い浮かんだので、書き足しました。

栄枯盛衰はあるとしても、歌の中では最後に触れるくらいにしようかと現在の所は考えています。

ラフスケッチへの肉付け

Museki
曲構成も考えてもう少し肉付けします。

ラフスケッチはとりあえず終わったのですが、もう少し肉付けしてイメージを固めていくことにします。

メロディラインとピアノ伴奏だけだったものに、リズム隊とベースを足していきます。

リズムは、異世界若しくはケルト系で旅楽団の演奏という設定ですので、ドラムではなくパーカッションを適当に組み合わせることにしました。

また、ベースはエレキベースやシンセベース等は使えないので、ウッドベースにします。

ということで、上でご紹介したラフスケッチに音を足して、以下のものを作りました。

とりあえず一番は伴奏少な目、二番はしっかりと伴奏を入れて盛り上がりをつけていきたいと考えています。

これ位までラフスケッチが出来ていると、DAWで入力する際に迷いなく打ち込み出来るようになります。

少し時間を置いて聴いてみると、少しサビのパーカッションが多いように感じました。本作業では、もう少しすっきりさせていこうかと考えています。

肉付けした後も良いのですが、ピアノ伴奏のみでも良い感じですね。この辺りは構成を考えて生かしていきます。

さいごに

Museki
ここまでお読みいただきありがとうございます。

今回は、実際に自分でボカロ曲を作りながら記事を書いています。

昔、コラボをしたことがあるのですが、その時に打ち合わせする為にみんなで集まって、曲作りのデモンストレーションをしたことがあります。

他のボカロPの方が興味深く見ていました。ですが、中々そういう機会はないものです。少しでも本記事が参考になれば幸いです。

ボカロPになると世界が変わります。迷っている方は、ぜひチャレンジしてみてください。

ボカロP関連の記事は、

ボカロPになる方法まとめ
【Vocaloid】ボカロPになる方法まとめ【ボーカロイド】

にまとめていますので、是非ご覧ください。

それでは、ムセキでした。

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