どうも、ムセキ(@nagoyakampo)です。
音楽制作の後半、ミキシングやマスタリングの段階で必要となって来るのがモニタースピーカー。
そこまでは何とかモニターヘッドホンで行けますが、どうしても限界がありますよね。定位とか、スピーカーじゃないと上手く決まらないですし。
でも、
「どれが良いんだろう?」
と迷ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、僕が色々とモニタースピーカーを探して最終的に「これにしよう!」と選んだ製品をご紹介します。
本当に色々な製品がありますよね。高いモノは良いですけど、「個人で使用するものですしコストパフォーマンスを追求するのがベスト!」と思っています。
貴方のモニタースピーカー選びの参考にして頂ければ幸いです。
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おすすめのモニタースピーカー「Fostex PM0.4c」
モニタースピーカーも、モニターヘッドホン同様に「フラットで素直な音」が求められます。
キレイに鳴っても、クセがあったらモニタースピーカーでは失格ですね。
また、モニターヘッドホンでは解り辛い「音の定位(左右何処で鳴っているか)の正確さ」についても必要です。
逆に、解像度はどう転んでもモニターヘッドホンにはかないませんので、そこは役割分担になります。
最初、パソコン用のスピーカーを使用していたのですが、「やっぱり良いモノが欲しい!」と思って探して探して買ったのがFostex PM0.4。
買って正解でした。モニタースピーカーの条件をほぼほぼ満たしています。下に3つのポイントに分けてレビューを書いて行きますので、どうぞご覧ください。
(*現在はPM0.4の改良版であるPM0.4cが販売されています。PM0.4≒PM0.4cとしてお読みください)。
Fostexは老舗のスピーカー専門会社メーカー
PM0.4のメーカー「Fostex」は一般的には有名ではありませんが、オーディオマニアの方なら超有名メーカーです。
まさに「知る人ぞ知る」老舗のスピーカー専門メーカー。
僕もスピーカークラフトに凝っていた時期があって、名古屋の大須に飾られているFostexのスピーカーユニットをニヤニヤ眺めていました。
Fostexの音は艶もそこそこ、クセの無い素直な音が特徴になります。PM0.4の音を初めて聴いた時、「DNA、引き継がれているなあ。」と感動しました。
何と言うかFostexらしい、耳にスッと入る音です。持っているモニターヘッドホンのSONY MDR-Z1000との相性も良く、良い感じで使い分ける事が出来ています。
モニタースピーカーの条件をほぼほぼ満たしている
上でも少しお話しました通り、PM0.4は「フラットで素直な音」「音の定位の正確さ」というモニタースピーカーの条件をほぼほぼ満たしています。
個人スタジオや机の上に置けるサイズのスピーカーでこの条件を満たすものは中々無いので、見つけた時は本当に嬉しかったですね。
今はどうか解りませんが、昔は低音や高音が誇張されて胡麻化したものが本当に多かったです。
重低音はこのサイズでは無理な話ですので、PM0.4の「それ以外の低音~高音までが素直に出てくる」というのは非常に貴重ですね。曲作りで重宝しています。
コスパが良い
個人で使うモニタースピーカーは、どうしても場所や価格の制約が生まれます。住宅やマンション、アパートの一室がスタジオになっている訳ですので、防音環境にもありません。
ですので、机の上に乗る位の小型、価格もそれほど高くない、小さな音でもはっきりと再生、という条件が必須となります。
モニタースピーカーを色々と聴き比べてみましたが、それらを満たすには1万円クラスのものでは駄目でした。かと言って、高すぎるものも資金面で難しい。
となると2万後半~3万円代で選ぶのが妥当な線になってきます。そう言う条件で絞り込んで、最終的に残ったのがPM0.4でした。
PM0.4は、持ってみるとずっしり重たいです。これが軽いと「箱鳴り」というスピーカーの箱全体で音が鳴ってしまう状態となり、音の定位が狂ってノイズも乗ってきます。
重いと持ち運びにとってデメリットですが、基本的に据え置きとして考えているので、その点も気にしませんでした。
色々と、そういう細部まで見て買いましたので、PM0.4は僕のお気に入りモニタースピーカーになっています。
Amazonで見てみたら、今は色違いの白も売っているみたいですね。僕の時は黒一色でした(今ならPM0.4cのホワイトを選びそうです)。
さいごに
今回は、モニタースピーカーのお勧め製品「Fostex PM0.4c」をご紹介しました。本記事が、貴方の曲作りの助けになれば幸いです。
モニターヘッドホンのレビューは以下の記事に詳しく書いてありますので、是非ご覧下さい。
お勧め音楽機材やソフトシンセ等は、
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【DTM・作曲】おすすめ音楽機材・ソフトシンセ・音源まとめ
のまとめ記事からが便利です。
他にも、「ムセキノオト」では無料音楽素材の提供やコラム、レビュー、まとめ記事等を書いています。ごゆっくりお楽しみ下さい。
それではまた!ムセキ(@nagoyakampo)でした。