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【初心者向け】ドラムの作曲の基本【リズムパターン】

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ドラムの作曲の基本

ドラムの作曲の基本

どうも、ムセキ(@nagoyakampo)です。

作曲する時、ドラムをはじめとするリズムパターンで悩む方が多いです。

「ドラムの作曲ってどうすれば良いの?コツがあれば教えて欲しい。」

とご質問を受ける事もあります。

僕自身、作曲を始めた時はドラムパートを考える事が苦手でした。ですが、コツが解ってからは逆にドラムをはじめとするリズムパターンを考える事が得意となりました。

今回の記事では、僕なりのドラムパートをはじめとするリズムの組み方をご紹介し、それと同時に打ち込みのコツなんかもお話していきます。

本記事は、以下の構成になっています。

基本はキックとスネア

その他リズム隊

8小節を1ブロックとしてまとめる

ブロックを繋ぐイメージで一曲完成させよう!

色んな曲を聴いて、リズムパターンのバリエーションを増やそう!

この記事を読んで頂ければ、ドラムの作曲がかなり楽になると思います。是非ご覧いただいて、お役立て下さい。

それではどうぞ。

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基本はキックとスネア

Museki
ドラムパートの主役になるのはキックとスネアの2つです。

キックというのはバスドラム、スネアというのはスネアドラムの事です。キックは低く「ドン」や「ドッ」となる音、スネアは「タン」や「タッ」となりますよね。

色々とリズム楽器の種類はありますが、これら2つの音が屋台骨です。屋台骨がしっかりとしていると、曲全体に安定感とビート(リズム感)が出ます。

ロックの様なビートを効かせる音楽は、キックとスネアがメインとなって曲を引っ張っていきますよね。

逆に、バラードなんかでは他のギターやピアノがその役割を担う場合が多いので、これらの音も少なく控えめになります。

曲のジャンルによって、ドラムパートの作り方も変わって来るという訳です(まあ、当然ですけど・・・)。

それでは、キックとスネアをそれぞれ個別に見ていきます。

キック

大体の曲で、4拍子なら大体1拍目3拍目にキックが入ります。ですが、その他にも2拍目と4拍目の裏拍でも入る場合があります。

これは、スネアとの関係もあるので、どれが正しいとは中々決められませんが、実際に打ち込んだパターンを聴いてみて違和感が無ければOKです。

スネア

キックとは対照的に、基本的に4拍子なら2拍目と4拍目に入ります。また、2~4拍目の裏拍に入る場合もあります。

これはキックとの兼ね合いもありますので、やはり実際に打ち込んだパターンを聴いてみる事が大事です。

その他リズム隊

キックとスネア以外のリズム楽器についてご紹介します。

屋台骨となるキックとスネア以外も、ドラムパートの重要な要素になります。特にシンバルやハイハットは多用しますので、使い方はしっかりと押さえておきたい所ですね。

シンバル

シンバルにはクラッシュシンバルやライドシンバルの様に、種類が分かれています。

クラッシュシンバルは基本的に、1小節目の1拍目に入ります。また、各つなぎ目部分にも入りますね。

あまり多用するとうるさいだけですので、アクセントの入る部分、強調したい部分にポイントを絞って使っていく必要があります。

ライドシンバルは、クラッシュシンバルとは対照的で、ハイハットと同じ様にテンションを保つ為にずっと鳴っている事が多いです。主にロックで使われます。

ライドシンバルを使う場合はハイハットを使用しないのがセオリーです。

ハイハット

ハイハットにはオープンハイハットとクローズハイハットがあります。

オープンハイハットは「チーン」と伸ばした様な音、クローズハイハットは「チッ」と短く切った様な音になります。

ハイハットの役割は、キックとスネアの空隙を埋めるもので、緊張感を保つ役割があります。また、バラード等ではキックの代わりとして一定のリズム感を出す為にも使われます。

基本的にはクローズハイハットが裏拍で細かく8分音符単位、16分音符単位で入り、所々にオープンハイハットが入ります。オープンハイハットを多用しないのがポイントです。

クラップ

クラップというのは手拍子の事です。実はこのクラップ、トランスやハウスミュージック等のEDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)でよく使われるんですよね。

とは言っても、手拍子の音そのままでは無くて色々と加工した音になります。クラップはスネアドラムの代わりとして使われますので、使い方も基本的にスネアドラムと同じになります。

タム

僕はタムをあまり使いませんが、書いておきます。タムは、よくドラムロールで使われます。後、フィルインやブレイクと言った、曲の場面を切り替える際によく使います。

色々な打ち方がありますので、市販の曲を聴いて色々と勉強すると良いでしょう。TMRのHOT LIMITの冒頭等が有名ですよね。

各種パーカッション

POPSやEDM、ワールドミュージック等で、パーカッションがよく使われています。例えばコンガやボンゴ、マラカスやシェイカー等、民族楽器と呼ばれるものですよね。

これらの打ち方はその楽器に特有のものがありますので、この通りにすればいい!というのはありません。

ですが、実際に自分が楽器を持って演奏しているフリをすれば、基本的な打ち方等が解ります。

実際にパソコンでリズムパターンを入力する前に、自分でそのパーカッションを演奏するイメージで手を動かしてみると良いでしょう。

ループ素材

POPSやEDMで特に最近使われているのがループ素材です。これは、プロが作った伴奏やリズムパターン等をそのまま素材として曲に使う方法です。

「邪道じゃん!」と思われるかもしれませんが、ループ素材が無いと出来ないジャンルのEDMもある位ポピュラーなものになります。

米津玄師さんの「パプリカ」でもループ素材がふんだんに使われています。

僕も昔からエレクトロ等のEDMを作る時はループ素材を多用しています。Perfumeへ楽曲提供をされている中田ヤスタカさんもよく使っていますね。

ループ素材の良い所は、貼り付けるだけでカッコよくなる所です。ですので、初心者から上級者まで気軽に使える方法になります。

僕の使っているSample Tankというマルチ音源には、ループ素材も沢山入っていますので、重宝しています。マルチ音源については、下記の記事をご覧ください。

8小節を1ブロックとしてまとめる

Museki
8小節を1ブロックとして考えると、色々と楽になります。

曲の中で、Aメロ・Bメロ・サビ等は大体8小節でまとまっています。ですので、ドラム・リズムパターンも8小節でまとめると楽です。

只、たまに曲の流れによっては2小節4小節のまとまりが入る事があります。

ここからは、ドラムパートの具体的な組み方についてご紹介していきます。

2小節単位で組む

何もない所からドラムを組む場合、一気に8小節作ろうと思うとしんどいです。ですので、最初は1小節作って、それを元2小節分作って2小節単位でコピペしていきます。

最初1小節は頭でひねり出して頑張って作りましょう。僕が作ったサンプルも置いておきますね。最初はキックとスネア、そこにハイハットを入れていきます。

キックとスネアのみ

キック+スネア+ハイハット

コピペして少し変える

4小節作ったら、それをコピー&ペーストして2小節まで伸ばします。そして、ペーストした2小節目のドラムを少しだけ変えます。

これは、同じループだと飽きてくるので、それを防止する為です。少しだけ変えながら繰り返して行く事で、安定感と新鮮さを同時に満たす事が出来ます。

ここまでで、2小節が出来ました。サンプルはこんな感じです。

2小節まで

2小節のブロックをコピペして8小節まで伸ばす

2小節目までリズムパターンを伸ばす事が出来ました。これを8小節に到達するまで繰り返します。

2小節をコピーしてペーストする事で4小節まで伸ばせます。コピペした3~4小節を少しだけパターンを変えます。そして、その4小節をコピペすれば、8小節まで伸ばせます。

これで8小節まで出来ました。

7~8小節目は次のブロックへの繋ぎ

8小節まで伸ばした段階で、ポイントがあります。7~8小節目は次ブロックへの繋ぎになりますので、それ用の繋ぎを作ります。フィルインとかブレイクとか言われているモノです。

基本的には8小節目をいじるだけで良いのですが、稀に7小節目からいじらないといけないパターンもあります。

フィルインやブレイクには、タムを入れたりスネアドラムを連打したり、シンバルを入れたりして賑やかに仕上げていきます。

一番簡単なのはスネアドラム連打ですが、あまりやり過ぎると飽きてしまいます。色々なパターンを仕込んでおくと良いでしょう。

サンプルも大分出来てきました。

8小節までのサンプル

全体的に整える

8小節目までリズムパターンを伸ばす事が出来ました。このまま完成としても良いのですが、より完成度を高める為にもう一度見直すと良いでしょう。

例えば、シンバルはアクセントをつけたい場所に入れますので、1小節目の1拍目に入れます。また、フィルイン部分にも入れる場合が多いので、その辺りを中心に修正していきます。

また、全体を通して違和感のある部分もこのタイミングで直していきます。コピペした前後のパターンは綺麗に繋がっているか、変な音が無いかもここでチェックします。

これらの見直しが終わったら、完成としても良いでしょう。

サンプルもめでたく(?)完成しました。

完成サンプル

リズムパターンのバリエーションを増やそう!

Museki
色んな曲を聴いて、自分の中のリズムパターンの引き出しを増やす事が大事です。

ドラムやパーカッション等のリズムパターンって、とにかく自分の引き出しを増やしていく事が大事になってきます。

もし、まだまだそういうパターンが無いというのであれば、上にも出しましたがループ素材を使う事をお勧めします。

合うのを探すのが大変ですが、どれもカッコいいプロクオリティのものなので、それを切り貼りしてリズムパターンを作ってしまった方が良いものが出来ます。

そういう素材を使っていくと、そのうち自分の中に知らない間に引き出しが多くなっているのに気がつきます。僕は、それに気付けず大分遠回りしてしまいました。

色々とループ素材はありますし、また、マルチ音源の中にも色々と素材があります。良かったらそれらの素材を使用してみてくださいね。

さいごに

Museki
ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

今回は、ドラムを中心にリズムパターンの作り方についてご紹介しました。この方法ですと、1小節作ったら後は簡単なので、簡単にパターンを組めてしまいます。

自分自身で使っている方法ですので、自信を持ってお勧めします。

本記事が、貴方が曲作りをするきっかけになれば幸いです。

他にも、以下に作曲のコツをまとめていますので、宜しければご覧ください。

作曲のコツまとめ
【初心者向け】作曲のコツまとめ

また、「ムセキノオト」では無料音楽素材の提供やコラム、レビュー等を書いています。ごゆっくりお楽しみ下さい。

それではまた!ムセキ(@nagoyakampo)でした。

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