どうも、ムセキ(@nagoyakampo)です。
2019年6月より、無料音楽素材を中心とした音楽ブログ「ムセキノオト」を運営しています。
今日は、音楽ブログを運営する上では切っても切れない「著作権」やその周辺の権利(支分権)等について、どう気をつければ良いかをご紹介します。
「音楽ブログを作りたいけど、著作権関連の注意ってどうすればいい?」
って思っていらっしゃる方、お見えだと思います。音楽は自由ですが、この辺りをしっかりしておかないと訴訟とか色々面倒な事になる可能性があります。
特に収益化を考えている場合、お金稼ぎどころか逆に損害賠償とか払わないといけなくなってしまうと元も子もないです。
なので、決まりを守って安全にブログ運営をしていきたいですよね。その為には、事前に知識を仕入れたり準備をするしかありません。
今回の記事では、僕が実際にブログを運営している経験を元に、その辺りをどうクリアすれば良いかもお伝えします。
本記事は、以下の構成になっています。
何故、音楽に著作権が必要?
知らずに使うのもアウト
著作権管理団体登録の曲を使うメリット
著作権管理団体登録の曲を使うデメリット
どうしても使うなら、許諾を取る事
著作権以外にも、関連規約等は読んでおこう
詳しい著作権や関連権利の解釈については、僕は法律の専門家ではありませんのでここでは省きます。
詳しくは、以下のサイトに詳しく載っていますので、是非一度お読みいただく事をお勧めします。
それでは、以下より記事をご覧ください。少しでも参考になれば幸いです。
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何故、音楽に著作権が必要?
世の中に海賊版ってありますよね。勝手に音楽コンテンツをコピーして売って、自分達の利益にするアレです。
また、盗作された場合、著作権が無ければ元々の作者は泣き寝入りになります。
著作権って、作曲者や音楽家の利益を守る為にあるんですよね。
個人利用の場合は著作権の対象外になりますけど、何処かライブ会場やお店で演奏したりした場合、その曲を作った人にも利益が出て当然じゃないですか。
僕らは人間なので、生活していく必要があります。盗作や海賊版、無断使用等でそういう権利が無くなれば、作曲者や音楽家は生活出来なくなります。
なので、良い音楽を作り続ける為には、著作権というシステムがどうしても要ります。これは、日本だけじゃなくて外国でも同じになります。
著作権があるから、僕らは音楽を作る、楽しむという行為が楽しめている訳です。よく考えられた上手いシステムですよね。
知らずに使うのもアウト
車の運転と同じで、「うっかり」や「知らなかった」もダメなんですよね。
基本的に、著作権は曲が出来た瞬間に与えられるものなので、他の人が作った曲を使う場合は「使っても良いかどうか?」を確認する必要があります。
また、JASRACの様な>著作権管理団体に登録されている曲を使う場合は、大抵の場合、許諾が必要になります。
ちなみにYouTubeやニコニコ動画の様な動画投稿サイトは、会社で包括してJASRACと提携していますので動画投稿者が払う必要はありません。
他に著作権で違反しがちなものの一つに、歌詞があります。メロディとかは耳で聞いたら解りますし、万人が再現出来るものではありません。
でも、歌詞はそのままコピペ出来てしまうので、違法と知らずにブログなんかに掲載されている例が多いです(後述します)。その辺りも注意する必要があります。
著作権管理団体登録の曲を使うメリット
JASRACの様な著作権管理団体登録の曲を使う最大のメリットは、「音楽ブログの集客手段の一つになる」事です。
有名な曲というのは、それだけ周りにインパクト与える効果が大きいんですよね。集客の難しさを考えると、やっぱり良いですよ。
YouTube見ても同じ傾向だと思います。その曲を求めて見える方が結構見えますので、ネームバリューがあるというのは凄く大きいです。
最近は音楽機材も良くなってますので、アレンジなんかも高クオリティで作れます。なので、ネームバリューがある曲を使えば、ブログにUPすると人気も信頼度も凄く良い結果が出てきます。
著作権管理団体登録の曲を使うデメリット
JASRACの様な著作権管理団体登録の曲を使う最大のデメリットは、「お金がかかる」事です。
ブログを運営していると思うんですけど、やっぱり出来るだけコストは下げたいですよね。
許諾を取るとどうしてもお金がかかりますし、申請も面倒です。僕はそれが嫌なので、自由に出来る自作曲を中心として、ブログ運営しています。
自作曲なのでネームバリューは皆無。対策として、無料音楽素材としてアナウンスして、使って貰えやすくしています。また、今後はYouTubeとの連携も考えています(まだ模索中)。
どうしても使うなら、許諾を取る事
著作権管理団体登録の曲を使うかは、メリットとデメリットを考えるのが大事です。「使いたいけどお金は払いたくない!」というのは最悪。絶対止めましょう。
よくトレンドブログ等であるのが、著作権等を無視してブログに歌詞等を載せている例。アウトです。著作権に気を使って運営している自分としては「うわー」とか思ってしまいますね。
もし使うなら、きちんとお金を払って許諾を貰って使うべきです。それが嫌なら使わない。法律になっちゃってますので、その辺りはきちんと守ってこそだと僕は思います。
著作権以外にも、関連規約等は読んでおこう
著作権に関連して、音楽ブログでその他権利等の注意点をお話します。
無料の音源や音楽ソフトによくあるのが、「商用利用不可」です。
「初音ミク」をはじめとするヴァーチャルシンガーソフト、Vocaloid等がそうですね。商用利用する場合、発売されている会社さんに個別で許諾が必要になる場合があります。
また、無料ソフト等にもそういう制限のあるものがあります。その辺りも音楽ブログを運営する上での注意点になりますね。
ちなみに、僕は初音ミク使用の楽曲がKARENTから配信出来ますので、ある程度そのハードルはクリア出来ています。
また、ムセキノオトでのボーカル入り曲は「IA Aria On The Planetes(以下IA)」を使用しています。IAは商用利用可能なので、自由に曲が作れます。
IA Aria On The Planetesについては、
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【商用可】IA Aria On The Planetesを詳細レビュー。【Vocaloid】
の記事をご覧ください。
さいごに
今回は、音楽ブログを運営する上での「著作権」やその周辺の権利(支分権)等についてご紹介しました。
法律云々って本当に面倒ですけど、自分の身を守る為にもきちんと対応してブログ運営していく必要があります。この記事が皆様のお役に立てたら嬉しいです。
音楽ブログの運営や収益化等は、
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【副業】「音楽活動での収益化」関連記事まとめ【お金】
のまとめ記事からが便利です。
他にも、「ムセキノオト」では無料音楽素材の提供やコラム、レビュー等を書いています。ごゆっくりお楽しみ下さい。
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【初心者向け】作曲のコツまとめ
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【DTM・作曲】おすすめ音楽機材・ソフトシンセ・音源まとめ
それではまた!ムセキ(@nagoyakampo)でした。