KORG Gadget for Nintendo Switch

【KORG】簡単&小洒落たフレーズの打ち込み方法【Gadget Switch】

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KORG Gadget Switchで作る小洒落たフレーズ

小洒落たフレーズの作り方

どうも、ムセキ(@nagoyakampo)です。

今回はKORG Gadget for Nintendo Switchで簡単かつ小洒落たフレーズの打ち込み方法をご紹介します。

実はこの方法、僕のオリジナルじゃなくて、KORG M01というNintendoDS用ソフトで公式ソングで使われていた技なんです。

KORG Gadget for Nintendo Switchでもその方法を試してみたら、普通に出来てしまいました。本当に有用性が高いので、おススメです。

特に、

「中々カッコイイフレーズが出来なくて困ってる。」

という方は、是非ご覧ください。曲の出来栄えが劇的に変わりますよ!

本記事は、以下の構成になっています。

こんな感じのフレーズが出来ます。

詳しい打ち込み方法

楽器によって音符を微調整しよう

この打ち込み方法と相性のいいジャンル

まずはやってみよう!

本当に簡単に出来ますので、知っていると色々と応用が利きますよ。どうぞ、お読みください。

「KORG Gadget for Nintendo Switchって何?」という方は、先に「KORG Gadget for Nintendo Switchを徹底的にレビューします!」という記事をご覧ください。

また、「なーんだ。この方法は知ってるよ!」という方は、笑って流していただければ幸いです。

こんな感じのフレーズが出来ます。

Museki
ベーシックな打ち込みと比較すると、小洒落たフレーズになっているのが良く解ります。

まずは下の音声ファイルをお聴きください。

小洒落たオルガンのフレーズになっていますね。この方法は簡単でかつ効果が高く、応用方法も沢山あります。

ですので、僕もいつもこの打ち込み方法を使って作曲しています。応用すると、

の様な曲が簡単に作れるようになります(上のオルガンのフレーズも使っています)。ダウンロード出来るようにもしてありますので、良かったらどうぞ。

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詳しい打ち込み方法

Museki
何と、アクセントの来る音符の下に小さく音符を入れるだけ!ビックリするくらい簡単ですね。

それでは、具体的な方法です。フレーズの始まりの部分等、アクセントが来る所がありますよね。

その音符の下に、短く音を入れていきます。そうすると、その部分に薄く半音下がった音が一瞬追加されます(上画像の赤丸参照)

追加の音が入る事で、一瞬だけコード(和音)から外れた音が聴こえる様になります。

この半音下がった音というのは、大まかに言ってコード理論で7th(セブンス)というグループに入ります。

このセブンスコードは、よくジャズやボサノバで使われているカッコいい響きのコードです。

セブンスコードの響きが一瞬入る事で、少しスモーキーなお洒落なサウンドが生まれるという訳です。

フレーズの始まり以外でも、「ここに入れたい!」と思う所があればどんどんと入れていきましょう。一回聴いてみて、直した方が良いと思ったらまた消せばOKです。

実際音符を入力する時は、一個一個手打ちして言っても良いのですが、面倒なので、一個だけ手打ちして、それをコピペしていけば時間短縮になります。

こういうちょっとしたコツが、結構有用なんですよね。ズボラ万歳。

音色(楽器)によって音符を微調整しよう

Museki
音色(楽器)によって、ちょっとずつ入力方法が変わります。

特に調整が必要な音色は、ピアノやギター、フルート等の生音系の楽器ですね。

短く音符を入れるだけでは違和感が残ってしまいますので、ベロシティと呼ばれる音量調節の項目をいじります。

とりあえずは2/3にしてみて、それでまだ違和感が残るなら音量を下げて、という事を繰り返します。

後は、入れた音符の長さを短くします。一瞬の長さの違いで、聴こえ方が全然変わってきますので、聴いてみて良い長さを採用する感じでしょうか。

こういうのは、やり過ぎてしまうと「あれ、これって音入れなくても一緒じゃーん。」みたいなことになります。

丁度いい加減のポイントがありますので、是非探してみて下さいね。

また、いい加減に入れても大丈夫なものにはオルガンやエレクトリックピアノ、シンセサイザー等の電子楽器があります。

音色にも寄りますが、あまり音量を下げなくても良い感じで聴こえる事が多いです。こういうのは打ち込みが楽ですね。

この打ち込み方法と相性のいいジャンル

Museki
大体の曲で合いますが、特にジャズ系と相性が良いです。

本記事の方法は、大体の曲で合いますね。僕もポップスやEDM(エレクトリックダンスミュージック)等でよく使っています。

ですが、個人的に「一番合うなあ。」というのはジャズ・ボサノバ・フュージョン系のジャンルですね。

上の見出しでも書かせて貰ってます通り、これらのジャンルにはセブンスコードがふんだんに使われます。

ですので、その響きが加わる本記事の方法は相性が良いのだと思います。

また、逆にトランスやプログレッシブハウスは、あまりこの打ち込み方法とは相性は良くない様に感じます。ですが、色々と試してみる価値はあります。

ちなみに、ポップスやロックは状況次第という所でしょうか。ジャズっぽいものには合いますし、EDM系(エレクトリックダンスミュージック)のものには合いにくいように感じています。

まあ、一番正しいのは「自分がどう感じるか。」です。まず試してみて、良いか悪いか判断していくのが良いでしょう。

まずはやってみよう!

Museki
どれくらい変わるか試してみて下さい。

この方法は、KORG Gadget for Nintendo Switch だけでなく、普通のDAWでも応用できる技術です。

只、通常のDAWの場合は、少しタイミングを前にずらす必要がありますので、このままスライドして使えるという事はありません。

また、楽器によっても変わってきますので、色々と実験して丁度いいポイントを探る必要があります。

ともあれ、この方法はやって損は無いと思います。まずは試してみて、どれくらい音が変わるか感じてみましょう。

僕の場合、ビックリするくらい変わりました。本当にお勧めの技術です。

この方法以外にも、「簡単かつカッコいいフレーズが作れるよ!」という方法があれば、教えて頂けると嬉しいです。

さいごに

Museki
ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

今回は、KORG Gadget for Nintendo Switchのカッコいいフレーズの打ち込み方法についてご紹介しました。

この記事が皆様のお役に立てたら嬉しいです。

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それではまた!ムセキ(@nagoyakampo)でした。

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