コラム 作曲

【作詞のコツ④】歌詞のイメージを膨らまる方法

投稿日:

歌詞のイメージを膨らまる方法

歌詞のイメージを膨らまる方法

こんにちは、ムセキ(@nagoyakampo)です。趣味で作曲をしていて、過去には市販されているゲームに曲が採用されたこともあります。

今は、歌の無いインストゥルメンタルを中心に作曲していますが、過去にはボカロ曲等、歌詞のある曲を作っていました(サブスク配信、ゲーム内の曲としての採用実績もあります)。

歌のある曲にする為には、オーケストレーション(オケ)だけではなく歌詞も必要です。歌詞を書く「作詞」は、「作曲」とはまた違った難しさやコツがあります。

作詞について、自分自身はボカロ曲を作るまでは全く触ったことが無く、色々と調べて苦労しました。ですので、まとまった情報があると同じ様に困っている方のお役に立てると思い、本記事を書くことにしました。

本記事の内容は「歌詞のイメージを膨らませる方法。」で、以下の構成になっています。

本を読む

季節の変化を楽しむ

音楽を聴く

散歩に出かける

別ジャンルの創作を行う

奥の手「AI」

さいごに

作詞の時、歌詞のイメージを膨らませる方法はいくつかあります。作詞という作業は、インスピレーションやアイデアの「枯渇」との闘いです。

イメージや言葉がポンポンと出てくれば良いのですが、大抵は出尽くしたり字数が合わなかったり、出てきた言葉のダサさで悶絶したりと七転八倒します。

そのような時に、本記事でご紹介する方法を試して頂けたら前に進めるかもしれません。

少しでもお役に立てたら嬉しいです。それではご覧ください。

スポンサーリンク

本を読む

Museki
歌詞に使えるイメージやアイデアは、文章を味わうことで身についていきます。

これは作詞作業中というよりは、日常の過ごし方になります。作曲でもそうですが、作詞は自分自身の経験やセンスが大事です。

気持ちや語彙等も含めて、自分自身で持っているもの全てを出しきるつもりで歌詞を書く必要があります。

中々、日常生活が忙しくて時間も取れないのですが、少しでも空いた隙間時間を利用して、本を読む癖をつけると良いでしょう。

最初は違いを感じないと思いますが、続けていくうちに自分の心が磨かれて、歌詞を生み出しやすくなっていることに気づくと思います。

特に、詩集などは感情を言葉で見事に言い表しています。文庫サイズの詩集を鞄にいれておくと、すぐにサッと取り出せるので便利です。

また、電車に乗っている時等、時間がある時は小説を読むのも良いでしょう。最近はSNSが主流ですが、たまには本を読んで物語の世界に入ることも良いと思います。

自分の創作の幅がとても広がるので、お勧めです。

日常を楽しむ

Museki
日々の生活の中で、季節の移ろいや自然の美しさ、心の動きを感じるようにすると、作詞のセンスが育まれます

忙しい日常の中でも、生活を楽しんで色々なことに興味を持つようにしましょう。

例えば、夕方の空の色は茜色で美しいですが、西から徐々に真上に目を向けると、青い空とのグラデーションがとても美しいことに気が付きます。

また、道端に咲いている花の美しさを楽しんでも良いでしょう。ショッピングで訪れた雑貨屋で、カラフルな商品を見ながら色々と考えても良いです。

そういった、日常の何気ない小さなことを観察して楽しむことが出来ると、心やセンスが磨かれます。そうして磨かれた自分から、とても素敵な歌詞が生まれます。

つまり、過去の経験が歌詞を書いている時に生き、良いアイデアを出しやすくします。毎日を大切に過ごすことが大事ですね。

音楽を聴く

Museki
色々と音楽を聴いていると、歌詞のイメージが降ってくることがあります。

自分が作詞している曲ではなく、別の曲を聴いてみることも、イメージを膨らませる手助けになります。

どうしても、作詞は自分の中身を出す作業になりますので、考えというか視野が狭くなってしまいがちです。

リラックスを目的として、別の曲、できれば好きなアーティストの曲を聴いていると、煮詰まった頭がほぐれて良いイメージやアイデアが降ってくることもあります。

作詞作業中は頭をとても使うので、一旦休んでリラックスすることで、脳をリセットできます。

注意点は、他の曲を聴いていると、その作品の世界観に引っ張られてしまう所でしょうか。それには気を付ける必要があります。

散歩に出かける

Museki
どんな歌詞にするか、考えても良いイメージが湧かないときは、散歩に出て身体を動かすと良いでしょう。

作詞作業に煮詰まったときは、イメージが中々出ないものです。そんな時、「一旦引いてみる。」というのはとても大事です。

一つ上でご紹介した「音楽を聴く」もよく似た感じですが、散歩は気分転換かつリラックスになります。散歩に出かけると、外の景色が目に入ります。

その景色から作詞のヒントが浮かぶこともあります。それをスマートフォンでも紙でも良いのでメモしておくと、また作詞作業に戻った時に役に立ちます。

僕は、よく近所を散歩したり、公園にいったりしています。小川を見ているだけで、癒されて気分転換になります。ボーッとするだけでも、歌詞のイメージがポンと浮かぶことがあるのでお勧めです。

別ジャンルの創作を行う

Museki
作詞に煮詰まったら、別ジャンルの創作を行ってみても良いでしょう。

作詞作業に煮詰まったら、別ジャンルの創作をしてみても良いでしょう。

僕は作曲をしたり、ブログを書いたりしています。イラストが描けるならイラストでも良いですし、上でご紹介した散歩と合わせて風景写真の撮影をしても良いでしょう。

僕の知っているとあるボカロPさんで、イラストも描けて作詞も出来て作曲も出来て酒も飲める、という超人みたいな人がいます。

いつもニコニコしていて、クリエイターの能力もそうですが、人間としても尊敬しています。

少し話が逸れましたが、色々と創作できるジャンルがあると、色々な視点を持つことが出来ます。作詞の時も、その方が煮詰まりにくいですので、お勧めします。

「何も他のジャンルの創作をしていないよ。」という方は、例えば写真等、簡単にチャレンジ出来ることから始めてみては如何でしょうか。きっと、作詞の役に立ちますよ。

奥の手「AI」

Museki
漠然とした歌詞のイメージがある場合、それに関連する言葉をAIに聞いてみても良いでしょう。

どうしても作詞作業に煮詰まり、イメージも言葉もアイデアも出ない時の奥の手が、AIの利用です。

賛否はありますが、便利な道具としてAIを利用してみるのも手です。

「〇〇をイメージする言葉を出して。」「□□に合う詩的な言葉はありますか?」等、色々と質問を工夫すると、良い返事が返ってきます。

それをそのまま使うのではなく、自分の中で吟味して作詞作業に生かして頂くと良いでしょう。

色々とAIはありますが、僕は無料のCOPIROTをよく使っています。何でも聞けるので、とても便利です。新しいものは、どんどんと取り入れていきましょう。

さいごに

Museki
ここまでお読みいただきありがとうございます。

今回は、作詞講座第四回目ということで「歌詞のイメージを膨らませる方法。」についてお話ししました。

作詞は、イメージや言葉が枯渇しやすく、そこで悩んで作業がストップしてしまうこともしばしばあります。

考えて先に進めればいいのですが、中々そう上手くいかないことも多いです。自己投資と作業中のリラックス。この二つで、作詞のイメージを出やすくすることが出来るでしょう。

本記事でご紹介した方法が、貴方の作詞作業の手助けになれば幸いです。

それでは、ムセキでした。

※本ページには、アドセンス広告やアフィリエイト広告が存在します。

-コラム, 作曲

Copyright© ムセキノオト , 2025 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.