作曲

【作曲初心者向け】メロディの作り方5つのコツを解説します!

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メロディの作り方5つのコツ

メロディの作り方5つのコツ

どうも、ムセキ(@nagoyakampo)です。

「メロディってどうやって作ればいいんだろう。コツとかあるのかな?」

って思いませんか?

プロのミュージシャンでも、人それぞれメロディラインに特徴があります。けれど、何故か耳にスッと入って来る感じがしますよね。

実は、「メロディラインの作曲は自由」とは言っても、ある程度法則性を持たせた方が耳に入りやすいんです。

自由過ぎると他の人が聴きづらくなりますので、プロや、セミプロの方は、基本的にその法則に則ってメロディを作っています。

その法則性・・・と言うかコツをご紹介しますね。読んで頂ければ、きっと良いメロディラインが浮かんできますよ!

本記事は、以下の構成になっています。

メロディは基本的にコードに乗せよう

横に横に滑らかに流れる様に作ろう

ちょっとだけ変えながら繰り返そう

ブレス、入ってますか?

イメージを固めてから作るのがコツ

まずはメロディを作ってみよう!

今回の記事は、サンプルも出して書いて行きます。実際に聴いてみて、確認してみて下さいね。

それではどうぞ。

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メロディは基本的にコードに乗せよう

Museki
メロディとコード(和音)には、切っても切れない関係があります。

何気なく思いついたメロディがあっても、基本的には何らかのコード(和音)に乗っています。

聴きやすい音楽を作るには、コードに上手く乗ったメロディを作る事が大切です。

例えば「C」というコードがあったとします。Cのコードの構成音は「ド・ミ・ソ」の3種類。

この3種類の音を主に使ってメロディを作ります。

コツは、最初と最後の音や、メロディの中で目立つ音をコードに乗せる事です。

逆に言いますと、途中の音や繋ぎの音はコードに乗っていなくてもそれほど問題にならないケースが多いです。

まあ、絶対という訳ではないので、「大体そんな感じ」位で思って貰えればと。

サンプルはこんな感じです。ちなみに、コード進行はC-G-C-Cです。合唱の発表会でよく聴く「気を付け→礼→直れ」です。

こんな簡単なコードでもメロディが作れるんですね。

良い例

悪い例

ちなみに、「コードが解らない」という場合は、メロディの中からコードの構成音を探して、そのコードを特定します。

慣れたら簡単ですが、慣れないうちは童謡等の簡単な曲(森のくまさん、カエルの合唱、めだかの学校等)を使って、「このメロディの時はこのコード」という様に練習していきます。

詳しくは、また別の機会にお話しますね。

横に横に滑らかに流れる様に作ろう

Museki
基本的には滑らかに水が流れるイメージで作曲します。でも、途中には滝があったり急流があったりします。

メロディは、基本的には「横に流れる様に、水の様に」作るというのがコツになります。

このコツに沿って作ると、滑らかで聴きやすいメロディが生まれやすくなります。

但し、ずっと滑らかで横に伸びるようなメロディだけだと飽きますので、途中にポイントポイントで変化を付けます。

この変化の付け方というのが、プロでも方法が様々分かれます。この組み合わせ方でオリジナリティが出てきます。

でも、その根底には基本が隠れていますので、しっかりと押さえておきましょう。

サンプルはこんな感じです。

良い例

悪い例

ちょっとだけ変えながら繰り返そう

Museki
同じ様なメロディラインを繰り返す事で、リスナーは次の音が予測出来るようになり、聴きやすくなります。

ですが、全く同じでは飽きられるので、少し変えて繰り返します。

繰り返す単位は大体、2小節か4小節です。例えば、米津玄師さん作曲の「パプリカ」は基本的に4小節のメロディを少しずつ変えながら繰り返しています。

古い曲で申し訳ないのですが、TM Networkの「Still Love Her」(シティハンターのエンディング曲)は2小節の繰り返しですね。

私の曲では、The Last Fantasyという曲が4小節で、Far in the Distanceが2小節の繰り返しで作ってあります。

メロディのリズムパターンが同じで、対比させるように作るというのもテクニックの一つです。

The Last Fantasy

ちなみに、こちらのページからダウンロードできます。

Far in the Distance

ちなみに、こちらのページからダウンロードできます。

この方法の良い所は、2小節ないし4小節作り込めば、後はそれを参考にして作れるという所ですね。

0から1を作るのは難しいですが、1から2や3を作るのは簡単です。

ブレス、入ってますか?

Museki
リズムを作る為にも、ブレスは入れた方が良いです。

昔、Vocaloid(以下ボカロ)が流行った時に、ブレスの無い曲が流行りました。でも、プロが作る曲ってブレスが基本的に入っているんですよね。

何でもありと言えば何でもありなんですけど、ブレスがあった方がリズム感が出て、また、歌いやすいので僕は基本的にブレスを入れています。

イメージを固めてから作ろう

Museki
作る曲のイメージを固めてからメロディを作った方が、作り直しが少なくなります。

メロディと一言で言っても、Aメロ、Bメロ、サビという様に、それぞれのメロディを使う場所によって合う合わないという事が出てきます。

この問題を最小限にするには、メロディを作る前に「こんな感じのイメージ」という様にイメージを固めておいてから作る事がコツになります。

歌モノの場合、

Aメロ:曲のベースとなる感じで、落ち着いた底堅いイメージのメロディ

Bメロ:Aメロからサビへの繋ぎで、どんどんと盛り上がる感じのメロディ

サビ:大空を高く飛ぶように、思いっきり派手な感じのメロディ

という風にざっくりとメロディのイメージを固めてから作った方が、上手く行く事が多いです。

まずはメロディを作ってみよう!

Museki
メロディを作る最大のコツは「作る事」です。

メロディって、実際に作ってみないとその楽しさや難しさといったものは解りません。

ですので、少しでも「メロディを作ってみたい!」と思ったら、すぐに挑戦される事をお勧めします。

今の時代、ICレコーダーでも、紙にペンでも、スマホアプリでも、PCソフトでも何でもそろっています。その気になれば今すぐメロディを作れる環境です(詳しくは以下の記事をご覧ください)。

鼻歌で作曲して、CDデビューも出来る時代です(下の記事をご覧ください)。

作曲には夢がありますし、何より楽しいです。是非、挑戦してみてくださいね!

僕の音楽機材やソフトは↓のまとめ記事に追加していきますので、こちらも参考にして頂ければと思います。

音楽機材・ソフトシンセ・音源まとめ
【DTM・作曲】おすすめ音楽機材・ソフトシンセ・音源まとめ

一緒に音楽を楽しみましょう!

さいごに

Museki
ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

今回は、「作曲には夢がある!」という事をお話したくて、親父が鼻歌で作曲して、CDデビューまで行った話をご紹介しました。

本記事が、貴方が曲作りをするきっかけになれば幸いです。

作曲関連の話題は、

作曲のコツまとめ
【初心者向け】作曲のコツまとめ

のまとめ記事からが便利です。

また、「ムセキノオト」では無料音楽素材の提供やコラム、レビュー等を書いています。ごゆっくりお楽しみ下さい。

それではまた!ムセキ(@nagoyakampo)でした。

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